ラズパイ担当の島田です(まだ駆け出しですが。)
家で育てているサボテンのことを振り返って、色々と気付くことがありました。
「育てやすい」にかまけていてはいけないことに気づいた
少し前に、家で育てていたサボテンの内、一部が枯れかけていたので植え替えをしました。
その時、育てやすいと聞いていた多肉植物とて、一様な育て方では駄目なのだ。人間と同じなのだと理解しました(理解したつもりでした)。植え替えをした後、急激に成長しているサボテンがあったので、効果はあった、植え替えをしてよかった、元気になってくれたと安心しました。
しかし最近その急成長したサボテンが枯れてしまいました。
成長している部分だけに目を取られて、根腐れしていることに気付けなかったことが悔しかったです。
相手の立場に立ってケアをすることが大切なのだと、本当の意味で気づいた
ケアしていた「つもり」でいました。表面しか見ていなかったのだと思います。
自分の都合で相手をケアしていたのだなと反省しました。
本当に相手をケアしたいなら、相手の都合に寄り添うべきでした。自分はついつい世話を忘れてしまうことがあるので、それでも育てれるだろうサボテンを選んだんですけども、それも「育てやすいのがいいなあ」という自分の都合です。
お互いに、都合感が合う相手となら問題はありません。今回の失敗は都合感が合っていると自分が勝手に決めていたことが原因でした。
「サボテンならどれも一緒だべ」「表面が緑々してるから元気やろ(主観)」という自分への甘えが生んだ失敗でした。
現実世界では都合感が合う相手とばかり付き合えるわけではないし、お互いがうまい事妥協したり納得できる着地点を探してなんとかやっていっていくことが多いです。
しかし相手が物言わぬサボテンだったので、「枯れる」「根腐れする」という結果になって初めて都合感が合ってないことに気づきました。
これからは、生き物の生涯に影響を大きく与える事柄を扱う場合、可能な限り相手の都合に寄り添う生き方をしたい、しようと思いました。
組織運営に生かしていこう
せっかく会社のブログに書いているので、会社の運営に絡めて見ます。具体的なところでいうと人事とか、教育が該当しますね。
今回のサボテンから与えてもらった示唆を振り返ると下記のような感じでしょうか。
- 自走して手がかからない社員だからといってうまく育ってくれているとは限らない
- 普段のコミュニケーションでは気づけない部分がある。時間を設けて掘り下げる必要がある
- 社員間とて信頼関係構築を軽視しない
最近ほぼ日ストアで売っている任天堂岩田さんの言葉を呼んだのですが、
「時間をかけて全社員と話する時間を作った」というくだりにものすごく感銘を受けました。
昨今はコミュニケーションツールの発達が著しいですが、直接会って話すことの効用はまだまだ薄れそうもないなと思います。