持続可能な農業て自産自消やっちゃねーとかな

タイトルから宮崎弁が炸裂している、島田です。もう最近隠そうとしていません。
なのでちょいちょい記事内でも宮崎弁でてくるかんしれんけど気にせんでいいですが~。


さて、SDGSの流れでフードロスはなるべく少なくした方がいいとか、プラごみって減らさんといかんって流れになってきてますよね。それはわかるっちゃけど、個人の頑張りでなんとかなるもんなんだっけって、もうちっと根っこのあたりからの解決法はねっちゃろか~て考えていた時のことを羅列していきます。

大企業が不特定多数の消費者に対して生産したものを届けるっていう今の仕組みだと、いくら効率を高めてもフードロスやプラごみ削減の限界ってあるよなって思いました。

そこの限界を突破するならもう必要なものは自分で作って自分で消費するのがいいっちゃねーかなと。自分とこで作るんなら包装とかもいらんくなるし、必要な分だけ作ればロスも減るし。

でも自分で作るにも作る材料とか資材とか部品がいりますから、それを大量に配るってのも現実的ではない気がするんです。そもそもできる人とできない人がおっじゃないですか。農業に向いてない人だっているし、興味がない人もいますよね。あと、興味はあるけど必要な分だけ上手に作りきらん人もおりますし。

じゃかい、これからの国とか大企業のあり方って、個人が個人の生きるために必要なものを自産するためのサポート役、になるっちゃないとかなって思いました。その、大元の組織が国民全員の必要なものと量を管理して、一括で生産して届けるってのも方法の一つとしてあるかんしれんけど、それってジョージ・オーウェルの1984年っぽいし。監視社会みたいで好かんっていう人が出てくるでしょうな。。

では自産するためのサポートってなんやっちゃろか、という点について例を挙げて説明すると、AWSとかAzureとか、GCPとかのクラウドベンダがあるじゃないですか。あれって、大企業がHWリソースを一元管理して、必要としている人に必要な時に必要な分だけインターネッツを利用して届けてるって仕組みですよね。それと同じ感じで、農業するために必要なリソースを国が大企業が管理して、個人が必要な分だけを借用して生産するという仕組みも今後出てくるだろうなと。

そういえば過去に仕事の付き合いで飲みに連れてってもらった時、他の会社の社長さんが政府のmoonshot計画について教えてくれたんですよ。その内容で覚えている点が、(めっちゃかいつまんで言うと)AIを誰でも使えるようにするというものでした。将来誰しもが、電脳空間上のアバターのようなものを操作して、アバターが実世界の生産活動を行えるようにするといったものでした。

このアバター操作と前述の農作物を自産するという点を結びつけてみると、未来の農業のあり方として到来しそうに思えてきます。水やりや種まきといった、物理的な農作業は、大元の組織が管理するロボットなどのHWリソースを個人が借用して行う。個人は、アバターに何の作物をいつどれだけ生産し、いつ収穫するかを簡易なGUIで指示すればよい。これなら全体的な農作物の総量であったり、物流を管理するのは大元の組織だけでよいので効率的だし、リージョン(農地)を各地に分散させて冗長構成を構築しておけば、台風なんかの災害が発生した場合も別のリージョンに切り替えればよい。また、個人で(自分ちの庭やプランターで)生産したい人はそうすればいいし、インフラに乗っからなければいいだけです。どうでしょうか。

ちなみに電脳空間でアバターを操作することが農地の貸し借りになるのかどうかという点について法的な部分を確認してみたところ、、これはどうなんでしょうね。素人ながらグレーに見えるので、メスを入れる必要がある部分な気もします。
農地の売買・貸借・相続に関する制度について(農林水産省)

水産物や畜産物ははるかに管理が難しそうなので上記の限りではないけど、個人も含めて企業もこのインフラに乗っかるようになればフードロス削減の一手になるのでは。何より、手元のスマホで自分の収穫物の状況が見れるって、面白いと思うんですよね。

でも土に触れる機会、食育の機会が今より一層減っちゃって、、、うーむ。一長一短ですなぁ。

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