スペシャリストか、マネージャーか その前に考えたいこと

半年ぶりの寄稿!SI事業本部の島田です。最近はwantedlyばかりに書いてました。

時に、キャリアの話になると「スペシャリストか、マネージャーラインか」の二択になる時がありますけども、
それって自分がやりたいこととか自分に向いていること“だけに振った考えになってて、そこって本質じゃないよなと思うんですな。

「自分がどこに立つと、チームとお客様への価値が最大になるか」
ここを軸にすると、目先の条件に引っ張られず、キャリアの判断基準を保ちやすいのではないかと。

ゲームでいうと、職業選択より先に「このパーティでどこを担当したら攻略率が上がるか」を決めちゃう感じに近いです。
火力で押し切るのか、全体バフで勝つのか。
パーティ内での役割は各々違うけど、目的はみんな同じものを見るべきであって、それはボスを倒すことですよね。
(まあもっと先を見ると世界を平和にすることが最終目的だろうとか、そもそもわかりやすい勧善懲悪のゲームは最近は無いですけども)

役割の違いより、価値の届け方の違い

スペシャリストは専門性で価値を出す。
マネージャーは人や仕組みを通して価値を出す。

この理解は正しいですが、自分視点から視野を広げて、受け手目線も含めて説明するのであれば
どの経路で社会や顧客に価値を届けるかの違いだと思います。

難しい問題を深く解いて前に進めるのも価値。
複数人の力を束ねて成果を大きくするのも価値。
どちらも、組織にとっては必要な人材です。

「やりたい」だけで選ぶとズレることがある

もちろん「自分は何をやりたいか」は大事です。
ただ、それだけで決めると、実務ではズレる場面が出ます。

現場で継続的に成果が出るのは、
自分が自然にできること
他人より摩擦なくできること
周囲が助かると感じること
この3つが重なる領域です。

だから、自分のキャリアを問う時に大事な軸は
「何になりたいか」だけではなく、
「自分はどこにいると、周囲のアウトプットを最も高められるのだろうか」
だと考えています。

他者志向は、自己犠牲ではない

「何をしたいか」「何になりたいか」を一旦横に置くってのは、「他者志向」、、ともすると
「自分を我慢して周りに合わせること」という自己犠牲の文脈で受け取られがちですが、そうではありません。

自分の特性が最も機能する配置を選ぶ。その結果として、周囲の成果も上がる。
これは自己犠牲的な我慢ではなく、我々が大事にしている3方よしを叶えられる合理的な選択だと考えています。
そもそも目的や期限が定まっている「仕事」においては、誰かの不満を解決すること、社会に富を産むこと、これが前提に無くてはいけない。

「これ!」って決めずに、もっと長期目線で行き来していいっしょ

スペシャリストか、マネージャーか。
この切り口自体は、キャリア考える入口としては全然ありだと思います。
ただ実際の現場って、そんな綺麗な二択で割り切れるもんでもなかったりします。

ある時期は、がっつり技術を掘ってそれを成果に繋げていく方が喜ばれるし、
別の時期は、人と仕組みを回す側に寄った方がチームが前に進む。
結局、案件とか開発フェーズで正解は変わっていきます。

大事なのは肩書きを守ることじゃなくて、「今どこに立つのが一番価値出るか?」を俯瞰で見つめ、自分で選び直し続けることだと思います。

選ぶべきは肩書きじゃなく、貢献の形

キャリアを考えるということは肩書きを選ぶ作業ではなく、価値の届け方を設計する作業だと考えています。

自分の希望に向き合うことはもちろん大事です。
同時に、他者への価値提供という視点で自分を捉えることも、シスナビは大事にしています。

一人ひとりの強みが最も活きる配置と成長機会を、対話を通じて一緒に設計していきましょう!

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