新人若手エンジニア教育(ヒューマンスキル)に関するまとめ。(前編)

こんにちは。株式会社シスナビ広報担当のRです。
 
日中帯はもう夏ですね。すごく暑い。まぁいろんな意味で最近熱くなってしまう、Rです。
 
 
「沢山のありがとうを創る」という結果が出せるよう全力で楽しんでます。まだまだ吹けば飛ぶ会社ですが、まずは一歩一歩、着実に進んでまいります。
 
 
話変わり、そんな中で7月1日より当社に中途採用で20代前半の新入社員Aが入社いたしました。元エンジニア経験というかテスター経験はありましたが、いかんせん技術も何もない、所謂生まれたての子羊状態w 先行投資したくてもあまりお金を使えない当社にとっては、研修費用も出すのが億劫(外部研修等での助成金制度もわかりますが・・・他の障壁が出て一旦挫折)だったので、当社内でヒューマンスキル+技術スキルの両面に関する研修を試行錯誤しながら実施中です。(まずはヒューマンスキル編です)

ヒューマンスキル編

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人間として生きている以上、顧客、その他関係者との円滑なコミュニケーションは必須事項です。その中でも「ヒューマンスキル」とは何でしょうか。もう少し具体的にかみ砕いて説明します。
 
 
以下、「日本の人事部」さん記事からの引用です。

「ヒューマンスキル」(human skill)とは、他者との良好な人間関係を構築・維持するために必要な能力や技術のこと。対人関係能力とも言われ、業種・職種に関係なく、ビジネスパーソンなら誰でも職務を遂行する上で求められる普遍的なスキルです。具体的には、相手の話をきちんと聞いて理解するヒアリング、話し合いのなかで自分の意見を主張するネゴシエーション、自分の考えを的確に、論理的に伝えるプレゼンテーション、さらにはリーダーシップやビジネスマナーなどが挙げられます。

引用元:https://jinjibu.jp/keyword/detl/299/

 
 
ヒューマンスキルとは「普遍的なスキル」との事なので、人間として生きている以上、必要不可欠なスキルといっても過言ではないものです。業種関係ないスキルと言ってもいいでしょう。そんなスキルなので、簡単にできるものと地道に訓練が必要なものに振り分けられるのではないかと考えてます。まずは簡単にできるもの順序に説明いたします。
 
 
 

身だしなみを整えて、第一印象を上げる

割と手っ取り早くて即効性がある事項です。内面も非常に大事ですが「人は見た目から」という諺もある通り、すぐに良い方向へ変えられる以下の事をまずは実施させました。(社会人経験もままならなかったので、基礎の基礎からです)
 
 
・金属製のものではなく、革の名刺入れを購入する事(安価なもので良い)
・スニーカーではなく、革の靴を購入する事(安価なもので良い)
・ワイシャツ、スーツはアイロンをかける事
・靴は必ず磨いたものを履く事
・パンツの後ろポケットには必ずハンカチを一枚入れて携帯させておく事
・黒靴下を5足そろえる事(安価なもので良い)
・革のカバンを購入する事(安価なもので良い)
・筆箱はシールペタペタのものではなく、シンプルなものにする事
・ペンをポケットにさす場合は、内ポケットに1本だけさす事(ペンが複数ある場合は筆箱に入れる事)
 
 
通常考えれば当たり前っちゃ当たり前の事なのですが、学生気分が抜けていない若手となるとこういったところから徹底的に改善させる必要がありました。(僕も昔は同じ事でよく怒られてたのでなんだか懐かしい気分ですw)
 
 
物を揃えればすぐに変わるものばかりなので、明日にはひとまず要件は満たした状態にはなりました。身だしなみとは相手に不快感を出さないよう配慮する行為なので、ひとまずはクリア。まだまだだけど。
 
 
 

ビジネスマナー

エンジニアといえども様々な関係者の方々と接触する機会が多い為、徹底的にビジネスマナーを叩き込む必要があります。
 
 
・名刺交換の仕方
・電話対応の仕方
・メールの書き方
・言葉使い
・ホウレンソウの仕方
 
 
名刺交換は場数が必要だなと実感しました。同じ相手と何度も練習しても途中で慣れが生じて意味がなくなってくるからです。名刺交換するときに大きい会社さんの応接間となった場合、緊張で今までの練習がリセットされてしまうパターンもありましたので、場数を踏ませながら少しずつ慣れさせてます。(緊張しいな性格の子は特に)
 
 
電話対応の仕方、言葉使い、メールの書き方、ホウレンソウはある程度前職時に慣れていた事もあり、要点だけに絞れたので省けました。
 
 
 

物事の考え方


一番やっかいなのが「考え方」についてです。人それぞれ考えをもって様々な環境の背景から人として少しずつ年齢や経験を重ねながら自分なりの考え方が固まっていきます。個人的にAの「素直さ」を推すのは基礎土壌がとても柔らかい、教育次第で良い基盤を作れるのではないか、という意味もあって今回ジョインしてもらいました。
 
物事の考え方についての訓練として下記を実施中です。
 
 
・日報提出(本日実施した事、進捗率、本人所感、より具体的に書く事)→上司コメント→次の日、コメントを基に改善
・仕事打ち合わせ終了後、上司と新人で打ち合わせの振り返りを行い、こういう問題があってどうすればよいか?を一緒に考えながら考え方を擦り合わせる
・ヒントを与えて答えを言わず、自分でとにかく考えさせる
 
 
一番僕が躓いている箇所です。考えさせて本人に気づかせてあげる事、がすごく重要だと考えてますが、なかなか伝わりづらい。僕自身も間違いは多々あるし、昨日こういったけど今日はこうしようと考え方が変わることもしばしあります。それでも一所懸命ついてきてとにかくがむしゃらにやろうとする姿勢は評価しており、その過程を通じて目先の結果へどうコミットしていくか?を一緒に考えながら、本人に少しずつ自信がつく教育の仕方を模索中です。
 
 
 

まとめ


すぐに変えられる事としては、「身だしなみ」。あとはコツコツと訓練が必要な事としては、「ビジネスマナー」及び「物事の考え方」。遊び要素も取り入れながら少しずつ訓練させていく必要があります。教育者としても気づかされる事も多々あるので、それらのノウハウはため込んでおく事。(日々アップデートし続ける)
 
 
 
後は、宣伝になってしまいますが、若手向けロースキル案件(テスター、評価検証、開発サポート業務など)があれば絶賛募集中です!人物面は良いので、お気軽にお問合せ頂けますと幸いです。

以上です。

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