未経験者エンジニアの採用方法と教育について
藤田です。
最近では未経験者のエンジニア採用を増やしている同業他社様が圧倒的に増えています。
弊社も同様にやる気がある若手の未経験採用を行っています。採用活動は事業拡大、会社が成長軌道に乗る上でとても大切な行動です。
未経験だけど「やる気はある」。経験者だけど「会社の意向でやりたい技術をやらせてもらえない」等の方はお気軽にご連絡下さいね。
弊社の採用状況は?
2019年7月1日付けで従業員数が6名⇒10名(+4名増員)となります。お陰様で沢山の方にご応募を頂き、面接をさせて頂きました。
まだまだ人数規模としては少ないのはありますが、まずはできる事からコツコツと地に足をつけた状態で突き進んでいく事。これ一択ですね。
手元資金などを考えると急成長ではありませんが、4期目は確実に流れが変わった成長フェーズに突入しています。弊社としては今までで勢いあるチャレンジをしている最中です。
掲載は大手求人広告会社様にご依頼させて頂き、ひと先ずの結果は出せましたが今回投資した採用広告費が非常に高いプランだったので、今後は採用単価も抑えながら自社にフィットする採用ノウハウを蓄積してまいります。
具体的な活動は下記です。
①Twitterでの広報アカウントと公式サイトを開設し、隙間時間を見ながらツイート
②某検索エンジン型求人サイトへ有料掲載(クリック型の月額課金)
特に検索エンジン型の求人サイトはもっと試していく価値はありますね。
今回はこちらのサイトで未経験者2名の採用が決まり、1人あたりの採用単価が1万未満。まだ上限金額にも達していない為、引き続き求人枠を増やして掲載を続けていこうかと思います。
前期から行っている求人広告会社に支払う多額な投資(100万以上)は必要なく、今のところ弊社にピッタリな方法です。もっと試行錯誤して今の自社に必要なノウハウを追求していきたいです。そして採用に困っている同業他社さんにもシェアできればいいなぁと思います。
私はブログなどの文章を書くことが好きな性格なので、自分たちで求人記事を書く必要があります。ターゲットをしっかりと決めて、その人に刺さる求人内容を書くこと。
ペルソナ(どのような人をターゲットにするか)設定からPDCAをグルグル回していければと思います。
個人的には、ライティング力を身につけられれば…もう少しWEBマーケティングにも通じる力にもなり得ると思いますし、WEBからの集客や営業活動の一環にもなり得ます。PULL型の仕組みが出来れば上出来です。
未経験者エンジニアはじっくり育てていくのが基本
入社後すぐにITスクール企業へ委託し技術研修を一任しています。「JAVA+Oracle(SQL)」の開発研修を2ヶ月間行って頂いております。
他社の受講者もおり、1クラス30名前後でみっちり研修していくようです。その中で基本的なJAVA開発の理解、工程の流れ、SQLの使い方等を学んでいただきます。
2ヶ月終了後には、いよいよ現場配属。その1ヵ月前から現場を決めるために、お客様先への面談対応等も発生します。極力営業が同席しますが、そのあたりの面談対策レクチャーもしていかなければなりません。
先輩が参画している現場を優先的に調整していく流れにはなりますが、タイミングが合わなければ最初は1人でスタートする事もありますので、最初の登竜門かもしれませんね。
ですので、会社としては極力フォローに努めなければなりません。最初はテスターからのスタートが多いです。そこから開発へステップアップしていく流れが多いです。
少しずつ現場の方々とも仲良くコミュニケーションを取りながら、仕事に取り組んでもらえれば少しずつスキルアップはしていける環境は多いかと思います。
あとは社内での勉強会も実施していき、切磋琢磨できる環境作りを会社がしっかりと推進していきたいです。
採用計画を立てておく
PL(損益計算書)ベースではありますが事業計画を立てています。数値の根本とあるのは、「今年はどうありたいか?来年はどうありたいか?」等のところをベースに組み立てていかなければなりません。売上ベースからの逆算でも良いでしょうし、エンジニア採用を中心に考えた事業計画でも良いでしょうし、今年、来年、再来年はこうしたい、それなら今どうすべきなのかを考える必要があります。
弊社の採用計画は、2019年は未経験者含めた7名以上の採用(残り2名以上)、2020年は未経験者含めた8名以上の採用を行いエンジニアの20名体制を考えています。
ちなみに弊社は営業マンがいません。藤田がメイン担当者で、開発部長が現場の拡張営業等をしている位です。私の時間的な限界がそろそろ近づいているので、営業実務の引継ぎもしていかないと未来時間を作れないのでまずい…なので社長直下として営業部のトップを目指したい人いませんか~?当面は私と二人三脚でやっていくのでフォローはします。結果的に数値目標を達成していかなければならないので厳しさはあります。ただしやりがいはもっとありますね!(すみません。本題とズレましたw)
未経験者採用で気を付けるべき事
弊社のやり方だと「採用広告費、社員の2ヶ月間の給与、2ヶ月間の研修費」の先行支払が生じる為、毎月のキャッシュフローには十分気を付けなければいけません。
特に未経験の採用者が増えるほど、先行投資額が一気に膨れ上がり、キャッシュフローの悪化が半端ないです。未経験採用人数に上限は設けるなり、前期採用と後期採用と時期をずらして、キャッシュフロー悪化を未然に防ぐ工夫が必要です。
また目安となる回収期間は、未経験者1人あたり約1年位はかかります。会社側も売上を立てる事を急くべきなのは重々承知していますが、できる限りの事前準備(研修、現場配属までの準備期間)期間を設けて現場へ配属します。急いでも良い結果は生みませんし、無駄に離職率を上げるだけだと考えているからです。
社員達が前向きに頑張って取り組んでもらえる環境作り、あとは会社が本人達を応援していく姿勢が必要です。それが後々しっかりとした売上や利益の数字にも繋がってくるのではないかと考えていますね。
ざっくりまとめ
未経験者採用は4期目の若い会社としては根気と覚悟が必要です。また新しい社員が入ると会社にも活気が出てきて、皆が刺激し上げる関係性から良い仕事をしようとする良いサイクルになり得ます。採用って「人」が好きな方はとても楽しい仕事だと痛感しました。
・採用単価を下げて採用するには、検索エンジン型求人サイトへ有料掲載
・未経験者採用をするには、キャッシュが大事、そしてキャッシュフローが悪化するのでざっくりでも良いから数値計画を立てておくこと
・未経験者や経験者問わず、社員が増えると会社に刺激や活気が出てくるので楽しい
以上です。