事務所移転をしてよかった事をご報告します!
藤田です。
事務所移転して1年6ヵ月ほど経過しました。時がたつのは早いものですね。(実は2019年6月頃に下書きしていた記事です。笑)
社員採用率の向上
創業年数が経ち、すべての事柄が向上したという事がまず初めの大きな要因かと思います。経営基盤もほんのり少しずつ厚くなってきたのは大きいかと。(かといって全然弱小企業ですが…)
年度毎に箇条書きしてみます。
2016年度(1期目):無料求人0名、縁故2名 ※社員数2名
2017年度(2期目):find job0名 ※社員数2名
2018年度(3期目):マイナビ転職3名、HP1名 ※社員数5名
2019年度(4期目):マイナビ転職3名、indeed2名、wantedly1名、縁故1名 ※社員数11名
2020年度(5期目):indeed1名 ※2020年4月現在は社員数9名
4期目は特に入退社率が向上しています。この結末は僕自身の最大責任ではありますが、主に「採用基準を設ける」という事が曖昧でした。その結果が現状です。数値目標に対し、採用基準を甘く見て割とノリで採用を行っていました。採用投資しているにも関わらず、投資回収が途中までしかできていない段階での離職もあったりで本当に情けない結果。なので文字に起こして決めました。
コロナショック(?)は本当にピンチなのですが、チャンスもしっかりとあるのです。主に「即戦力エンジニア採用」と「新規の顧客獲得」です。このチャンスを最大化できるように邁進します。
ただしこれらのチャンスをモノにできる前提は、「キャッシュ」がある企業です。まずはそこからだと思います。当社も今の規模に見合わない過去最大金額の融資も獲得できました。(と言っても弱小企業なので大した金額ではないと言われればそれまでですが…)
採用基準を設けること
徐々にNo2へ採用担当を移管している最中ですが、採用基準なるものがなかったのです。当初は僕の完全なる目視です。創業期はそれでよいのです。
ただしこれから会社を発展させようとしているのに、採用基準がないのは本当にあり得ない事だと気づきました。(本当に危険な事だなと結果を見て気づいた馬鹿者の藤田です)
5期目は?
昨年から社員達にも言い続けてきましたが、20名のエンジニア体制を掲げていました。今の「コロナショック」が来る前の話です。
が、受注率が半減し社員稼働率も落ちてきたので、路線変更して無理に採用目標の数字は追いません。その代わり部長と僕で2回に分けて面接を行い、良い人材を見極めながら採用する事にしました。(開発の実務経験、人間力、ビジョン共感力を重要視する事)
少しでもご興味持たれましたら、ぜひエントリー下さい。(マイナビ転職求人記事へ飛びます)
新型コロナウイルスの影響が本当に当社にも及び始めていますので、無理な攻めは行いませんし、守りながら攻められる範囲で攻めるという事で今期は凌いでいきます。
負け戦をするつもりも全くないし、あくまで堅実経営を掲げています。
GW時期はどこにも出かけられないので(Stay Home)、組織の長として作戦を考えて実行できることから着実に行いたいと思っています。考えられる時間がたっぷり確保できるのは本当に有難い事です。
アフターコロナと呼ばれる先々の未来も、柔軟に変化に対応しながら生き延び続けますよ。
取引先の信用力向上に繋がった
少しずつですが、億単位の資本金や数百名ほどの従業員を抱えるようなSI企業、エンドユーザーなどのお取引も徐々にできるようになってきて、僕が予想してきた「目先の」世界が実現し始めました。単に真似してやるべき事を淡々とやってきた結果だと思っています。
「SES、システム受託開発」は既存ビジネスでしっかりとやっている企業も多い為、反対に悪いやり方をやっている企業の「逆」を行いながら、真面目にコツコツとやっているだけだと思っています。そこからシスナビを選んでお取引して頂けることは本当に嬉しいですね。良い仕事をすることが僕たちの命題であるため、ぜひぜひお任せあれです。当たり前な事を着実に実行し続ける事がどれだけ大事かを痛感させられました。今では100社程度の基本契約書を取り交わしているお取引実績に至っています。(リピーターはおおよそ2割程度)双方貼付する収入印紙代だけで累計400万程度かかったという事ですね。(ぞっとします)
やっている事はハッキリ言ってめちゃくちゃ泥臭いです。表向きの華やかさなんてほとんどありません。
僕らはお客様からの「ありがとう」をどれだけ創れるか?の行動だけで何とかやってきています。ビジネスの原点を考えれば本当にシンプルな事しかやってません。
最前線で泥臭い事をしっかりとやってくれている、当社社員にはいつも頭があがりません。いつも本当にありがとうございます。これからもよろしくお願いいたします。
No2の入社
書籍やよく周りから聞いてましたが、No2の存在はものすごく大きいです。僕が1人でやり続けるよりも圧倒的な成長に繋がりやすいです。お互いの強みも明確であり(僕が営業、No2が技術)、分業制もしやすい、どんどん任せられることも増えてくる。そして僕が極力口出ししない事。むしろ分からない事は一任でこういう理由でこうしたいと言われれば決済するだけ。こういったやり取りは信頼関係もしっかりと構築されているのもあって全く時間がかかりませんね。
たまにSlack上で口出ししたいなと思って30分位考えて書いていたテキストをすべて消すこともあったりしました。笑
僕が任せたんだから一旦任せようというのがやはり非常に大事で失敗もさせようと。何かあれば僕が責任を取るしかないんだから。
その間は僕自身がもっと大切な事に費やせて会社を発展させられる。こんな良い事ないですね。着実に成長し続けてより良い会社を創りますよ。
貸事務所になり様々な人達とのつながりが出来やすくなった
やはり来客も増えましたしオフィスの写真を載せていると「オシャレですね」とか少なからず言って頂ける機会も増えました。かといって、築年数は30年ほどで古めなビルなので、一所懸命綺麗にしたんだなというのが伝わりますけども。笑
SES(社員は客先常駐)、受託開発(自社開発)、今後はテレワークが浸透する事を考えると、数年は今の広さ(60平米程度)で充分かなと思います。オフィス家賃の固定費はバカにできない比率となる為です。
当社の事業体上、社員が常にオフィスにいっぱいいる状況にはなりにくく、受託がもう少し増えてくればテレワークにも移行しやすいのもあります。臨機応変に動けるオフィスの在り方を考えると、無駄にオフィスコストを出してまで大きくしないほうがいいなと感じましたね。景気を考慮してすぐにダウンサイジングできる事も線として考えたほうが最悪の場合にリスクヘッジになり得ますしね。
良い事ばかり書きましたが貸事務所は快適で仕事しやすいです。社員達と業務後にオフィス内で飲み会する時はすごくい楽しいですね。
会議でわちゃわちゃ議論やるのも良いし、ゲーム部の活動も笑い声が聞こえる位わちゃわちゃしているのを見るのも好きでしたし。
こういった事はレンタルオフィスではしづらいので、こういった交流の場でも活用できると思います。地域柄、年配層の方に向けてパソコン、スマホ教室を開設するために土日に活用するのもありかな?とフワッと思ったりもしました。余談でした。
以上です。