【社長ブログ】帰社日を設ける理由と、その効果について
こんにちは、藤田です。
世間はお盆休みでのんびり過ごされている方も多いかもしれません。僕はというと、未来に繋がる計画書の練り直しや資料作り、関連する本を読んだりと、相変わらずせっせと頭を使っていました。(決してサボっていたわけではありません!笑)
さて今回は、シスナビで実施している 「帰社日」 について書いてみようと思います。少しでも参考になれば嬉しいです。
目次
帰社日を設ける理由
1. 客先常駐社員とのコミュニケーション
SES事業では「客先常駐」がメイン。となると、本社との距離がどうしても生まれます。
月1回でも帰社日を設けることで、現場での悩みや愚痴を話す場ができ、早めの相談・早めの対応が可能になります。
ツールでのやり取りも便利ですが、フェイストゥフェイスには細かいニュアンスや“元気の有無”まで伝わる強みがあります。
2. 帰属意識を持ってもらう
「自分はこの会社で何を目指すのか?」を考えるきっかけづくりでもあります。
特にSESは現場で多くの方と関わるため、転職や引き抜きのリスクも少なくありません。
そうならないために、会社と社員が定期的に顔を合わせ、将来像ややりたいことを共有することは大切です。
3. 現場課題の共有と改善
週報やグループウェアだけではフォローしきれない“メンタル面”。
だからこそ、対面での会話が重要です。ちょっとした表情や言葉のトーンから、課題の兆しを拾えることもあります。
4. 会社の方向性を共有する
社員は意外と「会社がどこを目指しているのか」をよく見ています。
帰社日は、経営の現状や計画を共有し、個々の行動に落とし込む場でもあります。
組織としてのベクトルを揃えなければ、やがて不満や離職に繋がってしまいます。
帰社日を設けないとどうなるか?
実際に弊社でも、2か月ほど帰社日を実施できなかった時期がありました。
その結果、現場の悩みを吸い上げられず、コミュニケーション不足からモチベーション低下に…。
「大丈夫だろう」と放置した結果、ちょっとした問題が大きな事態に繋がることもあります。
だからこそ、僕らは “多少無理をしてでも帰社日を設ける” というスタンスに切り替えました。
まとめ:社員の幸せを追求するために
帰社日は「単なる集まり」ではなく、
- コミュニケーションのきっかけづくり
- 帰属意識の醸成
- 現場課題の早期発見と改善
- 会社の方向性共有
といった大切な役割を持っています。
社員が幸せを感じられなければ、お客様に満足してもらえる会社にはなりません。
だからこそ、一人ひとりの想いをできる限り共有し、“仲間”としての繋がりを強めることが大切だと考えています。
採用について
シスナビでは現在もエンジニア採用を行っています。
フリーランスから正社員への転換を考えている方、ブランクのある方、やる気のある未経験の方も大歓迎です!
一緒に成長していける仲間を切望しています。